「変わり続ける髪の悩みに応えます」ヘアサロン「VANESSA」(ヴァネッサ)のブログです。
プロの視点で皆様のお役に立つ情報を発信していければと思います。
くせ毛でお困りの方
今回は、梅雨から夏にかけて特に多い「クセっ毛」でお困りの方必見です。
意外と知られていませんが
実は、クセ毛には様々な種類の髪質があるのをご存知でしょうか?
平面的にウネっている、立体的にカールしている、チリチリしている、
または、一見直毛のように見えるが良く見るとクセ毛が混ざっていてパサパサに見えてしまう混合毛など、単に「クセ毛」と一括りにできない多様性があります。
また、顔まわりはクリクリで後ろはウネるなど部分部分でクセ毛の種類が異る場合も多く見られます。
実際にお客様からよくあるご相談としては
・梅雨の湿気で広がる
・夏、汗をかくと広がる
・冬の霜で広がる(山形県出身スタッフ談)
・パーマがかかり過ぎる
・ツヤが出づらい
・寝ぐせがしつこい
・ハチが張ってるように見えるので、頭が大きく見える、、、などなど
たまに、「マスクをすると、蒸気で前髪が浮く」「頭が四角い」「強風に弱い」などの相談を受けることもあります。
直毛さんには想像がつかないような悩みをクセっ毛さんは抱えています。
そこで、具体的に悩みの解決に向かうために、お客様にとって頂きたい行動としては、
・やりたいヘアスタイルと自分のクセ(髪質やダメージレベル)はマッチしているのか?
・活かせるクセなのか、活かせないクセなのか、部分的には活かせるクセか?(ヘアスタイルによっては、全部をまっすぐにしない方が良いパターンも多い)
・縮毛矯正やデジタルパーマなど、薬剤等を使ってクセをコントロールした方が良い状態か?
上記の内容を信頼できる担当の美容師に相談すること、信頼できる美容師を見つけることがまず大事だと思います。
そのうえで、
1、すぐに解決するための方法
・縮毛矯正やデジタルパーマ(根元は縮毛矯正、毛先はデジタルパーマ)
・強すぎる部分のクセを縮毛矯正で抑えて、活かせる部分のクセだけ活かす。
・カットによって、いらないクセを見極め、必要なクセだけを残す特殊な技法によりまとまりを良くする。(髪質、技術レベル、サロンの考え方によってはできない場合もある)
2、長期的に解決する(改善を図る)方法
・新たに生える髪がくせ毛になりづらいように、ヘッドスパや頭皮クレンジング等で頭皮環境を改善する。
・髪質に合った、クセが落ち着くシャンプーやトリートメントを使う。正しいホームケア。
3、1と2を並行して行う。
など、様々な解決方法があります。
また、縮毛矯正やデジタルパーマを繰り返している方の場合、根元の健康的な髪と毛先のダメージした髪の毛での「ダメージレベルの差」、
硬くて丈夫な髪質のえり足と、柔らかくてデリケートなお顔周りへの対処の仕方等(美容師の理解の深さ)も大切なポイントです。縮毛矯正やデジタルパーマは習得難度が非常に高い技術ですので、サロンや美容師は慎重に選ばれることを強くお勧めします。
クセっ毛に悩みを持つすべての方が、マイ美容師に出会えることを心より願っております。
くせ毛のスペシャリスト多数在籍
「VANESSA」(ヴァネッサ)