美しさと健康をいつまでも
ビューティフルエイジングサロン
「VANESSA」(ヴァネッサ)のブログです。
ヘアカラーの色が抜けてしまった状態を「退色」と言います。
夏の紫外線の影響を受けて、秋はヘアカラーの退色に悩むお客様の声をよく聞きます。
髪の色が退色してしまうと黄色味やオレンジっぽい色が出てしまい、パサパサで疲れた印象を与えてしまう原因になる事もあります。
そこで今回は、健康で美しい髪色を長持ちさせる秘訣をご紹介したいと思います。
また、秋の髪の毛のダメージケアに関して、詳しく知りたい方は【まだ間に合う!夏の髪ダメージは秋に出る?!】をご覧ください。
ヘアカラーの色持ちにはかなりの個人差が?!
日本人の髪質ではアッシュ系の色持ちが特に持ちが悪く、せっかくキレイなアッシュに染めてもすぐに黄色やオレンジっぽい色になりやすい方が多いようです。
ここ数年大流行の外国人風の透明感があるアッシュ系カラー(アッシュ・グレージュ)は一度ブリーチで色素(赤みやオレンジみ)を抜いてから染め直す必要がある髪質の方も、、、。
カラーが落ちる(退色)原因
少し専門的な話になりますが、髪の毛はpH(ペーハー)の影響を受け、酸性に寄ると収れん(酸性に寄りすぎると凝固、固まる)し、アルカリに寄ると膨潤(アルカリに寄りすぎると融解、融ける)する性質を持っています。
つまり、pHが髪にとって最適な状態(等電点と呼ばれる安定した状態)よりもアルカリ性に傾くとキューティクルが開き、タンパク質と色素が抜ける原因となります。
退色を防ぐキーワードはキューティクルとpH・残留アルカリ!
前記したとおり、カラーが退色してしまう原因は「キューティクル」が開いている事にあります。
キューティクルとは、髪の表面を覆っている部分で、キューティクルは髪の毛のタンパク質と色素の流出を防ぐ、非常に大切な役割を果たしています。
一般的にヘアカラー、パーマ後は毛髪がアルカリ性に傾くため、強めの酸でpH調整し弱酸性に近づけます。そのため、キューティクルは一時的に閉じるものの、残留アルカリにより再びキューティクルが開き、毛髪成分が流出して、ヘアカラー退色の原因になります。
順序を追って見てみると、
ヘアカラー・パーマ後
↓
アルカリ剤の残留
↓
毛髪がアルカリ性(pH8~9)に傾く
↓
キューティクルが開く
↓
毛髪成分や染料の流出
↓
ヘアカラーの退色・ダメージヘアの原因に
退色・ダメージの原因はこのように引き起こされます。次にベストな状態を長持ちさせる秘訣をご紹介いたします。
“キレイで長持ち”のカギはヘアカラー後の一週間!!
ヘアカラーやパーマヘアのスタイルをキレイに長持ちさせる秘訣は、美容室から帰った後の一週間がカギになります。
ヘアカラーの退色やダメージヘアの原因となる残留アルカリを中和することで、キューティクルが整い、美しい髪へと導きます。
いつもキレイでいるためには、
ヘアカラー・パーマ後、残留アルカリを中和
↓
毛髪が弱酸性(pH4.5~5.5)のベストな状態に
↓
キューティクルが閉じる
↓
毛髪成分や染料の流出を抑制
↓
ヘアカラーの退色やダメージの抑制
↓
色持ち、手触り、ツヤ感アップ
↓
コンディションが良い状態で次回のカラー・パーマも、よりキレイに
このように、いつもキレイな髪でいるためには「美容室から帰った後〜次回、美容室に行くまで」の間のホームケアが非常に大切で、そこを大切にすることでヘアカラーの色持ちが改善するだけでは無く、その後のヘアスタイルの完成度アップも期待できます。
1weekで行う、キューティクル・ケアにおすすめ!プラチナムプラス
ヘアカラーやパーマヘアのスタイルキープは、美容室帰りから一週間のホームケアで決まります。
ヴァネッサでは、髪の内部に残ったアルカリを中和し、髪本来の健やかな状態を保つためのホームケアトリートメント、アジュバン・プラチナムプラス・1400円(税抜き)をおすすめしています。
また、秋冬のトレンドカラーと合わせて、人気のプラチナムプラスをお得に手に入れられるキャンペーンも期間限定で開催中です。詳しくは必見!秋・冬のおすすめヘアカラー!をご覧ください!
皆さんのヘアカラーが美しく長持ちすることを願っています。
美しさと健康をいつまでも
鶴見・美容室
「VANESSA」(ヴァネッサ)