前回の記事
「ホームカラーとサロンカラーの違い」
の後編です。
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<色味の違い>
色味の違いですが、これは完全に個人的な考えが強いと思います。
正直、カラーの種類によりますが「色味」という面で見たら
サロンカラー<ホームカラー
のような気がします。
実際はもちろんサロンカラーの方が上です。
美容師はカラーをする際に以下のことを考慮してカラー選定をしてます。
「アンダートーン・レベル」(現状の髪の内部の色素・明るさ)
「カラーの履歴」(黒染めの有無やブリーチの有無)
「熱処理環境の有無」(縮毛歴があるか?普段からコテを使用しているか)
「髪質」(細毛太毛・ダメージレベル)
他にも多数項目はあるかもしれませんが、わかりやすい部分はここら辺でしょうか。
それにプラスして、根元と毛先の状態は違うので考える部分は二倍になります。
そこから希望の色へのプロセスと、カラーの種類を使い分け
これらを考慮しつつ、希望の色を考えるサロンカラーの方が
当然ですが、希望の「色味」になるのではないでしょうか?
意外に大事な「履歴」
美容師に聞かれた際には偽らず、少しでも残っている可能性があれば伝えて下さい♪
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<色持ちの違い>
これはすごく重要ですよね!
せっかく気に入った色も数日で落ちてしまう。
これはいつでも格闘しています。
サロンカラーの場合、後処理と言う過程があります。
カラーの後は髪の毛はアルカリ性に傾き、弱酸性の髪の毛は不安定(色落ちしやすい)になってます。
なので、カラーの後はカラー用のシャンプーだったり、
酸リンスと言われる弱酸性に戻すものだったりを使い、
髪の毛を安定した状態へと近づけ、なるべく色落ちのないようやってます。
この部分に関してはサロン側もコストがかかりますので、
やっている店・やっていない店
は正直あると思います。
話題がまだまだ続く「炭酸泉」
これも髪を弱酸性に導いてくれますので、色落ちを防ぐ武器ですね!
カラーの後は大体が1週間で髪の毛は安定します。
最初の1週間はしっかりとご自宅でもケアするだけで、色落ちを大幅に防げますので、
是非ご参考ください♪
あとは色味にもよりますが、
「アッシュ」
と言われる色はとても熱に弱いです。
アッシュ系に染めてコテやアイロンをするとそこだけ色が落ちますので、
注意してください♪
メーカー様の努力もあり、近年はそこにまで目を向けているみたいです!
今後にも期待しております!
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<ダメージの違い>
カラー剤は1剤と2剤を1:1や1:2で混ぜて塗るのはご存知でしょうか?
これはサロンもホームカラーも同じです。
ダメージについて着目するべきは「2剤」
これはどちらも「過酸化水素(通称オキシと言われる)」が使われてます。
2剤には
2%や3%や6%
と濃度に違いがあり、
シンプルに言うと
2%〜6%
明るくしない_明るくしたい
痛めにくい_痛めやすい
と簡単ですがこんな感じになってます。
サロンでは、根元や毛先の状況で2剤の使い分けをしております。
サロンカラーの時、薬の入ったカップを複数用意されてるのを見た事ないですか?
それです!
一例で言うと、
根元は6%毛先は2%
といった感じに使い分けます。
さらに髪質次第ですが、配合比率も1:1や1:2、1:3と使い分けます。
それに比べホームカラーの2剤は
「6%」オンリーです。
さらに大体が1:2の配合です。
サロンカラーでも絶対にこうしないわけではありません。
求めるカラーによっては同じ配合をすることもあります。
が、
状態をみて使い分けが出来るということで十分伝わるのではないかと思います。
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とは言いつつも、
本当にホームカラーを否定するわけではありません。
使い方さえ間違えなければ立派な美容です!
時間が無いのも十分わかっているつもりですので、
そういった部分も相談していただきたいです♪
常に素敵でいられるよう、
ご自宅でのことも含めて担当させていただきます♪
店長_若命敦之
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